求めると離れるもの

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　誰かに好かれたいと思った時には、たいていの人が好かれようとして求めるものですよね。
　しかし、そうやって好かれようとしてしまうと、人は離れていってしまうものなのです。

　恋愛では『求め過ぎず離れ過ぎず』というバランスが重要になります。
　ベッタリと求め過ぎたのならば、相手は安心もしてしまいますし、そうなれば『既に手に入った』と実感し、
　その人に対する興味が薄れてしまいます。

　興味が薄れてしまうことは、気持ちが無くなってしまうことでもあるため、
　求められ続けたのならば徐々に遠ざかっていくものです。

　反対に、離れ過ぎていたのなら、それはそれで『自分には興味がないもの』と諦めてしまうもの。
　恋愛をするのなら、まずは興味があるということを伝える必要があるため、
　そうなってしまっては意味がありません。
　従って、求め過ぎてもダメですし、離れ過ぎてしまったのならば、そもそも恋愛に発展することがないのです。


　【程良い距離を保つこと】
　恋愛に必要な程良い距離とは、『自分の求めに対して、相手の反応を見る』ということです。
　人を好きになった時って、周りが見えなくなることはよくありますが、その見えなくなる対象って、
　周りだけではなく相手もなのです。

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　そのため、相手の反応を冷静に分析することもなく、一方的に求め過ぎてしまって自分だけが嵌ってしまう…。
　これってよくあることです。
　ですので、恋愛をする際には、『求めたら引く』これが鉄則です。

　例えば、自分からデートに誘った場合、次も自分からではなく、
　そこでは誘いたい気持ちを我慢して相手の反応を待ちます。
　相手だって、『会いたい』という気持ちがあるのなら誘ってくるはず。

　最も良くないパターンって『自分だけが頑張る恋愛』ですから、冷静に相手を分析して、
　立場を対等に保ちましょう。


　・求め過ぎると相手を上からにする
　『求める』って、相手を必要としているということですから、求められた相手としては優越感に浸れるものです。
　従ってそれが続いたのならば、その相手は確実に上からになるものです。
　そうなってしまえば、それは対等でない関係になるため、良い恋愛とは言えません。

　だからこそ、求め過ぎってイケないんです。
　自分が苦しまないためにも、無理をしてでも求めないように訓練しましょう。


　『ダメならダメでいい』くらいのゆとりが、恋愛には必要です。
　どうしても叶えたいと思っていると、気持ちが焦り自分が苦しむこととなります。

　誰だって楽しい恋愛がしたいはず。
　それができるかどうかは最初にかかっていますから、
　自分の感情をしっかりコントロールして無理のない恋愛を楽しみましょう。

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