相手の気持ちが全て

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　好きになる時も告白する時も、ある意味では『相手の気持ちが全て』なのが恋愛なのです。
　恋愛経験が浅いと、『自分の気持ちを全て』にして、恋愛を進める傾向にあるものです。
　『自分が好きだったら告白する』というもので、その際に、相手が自分のことをどう思っているかということは、
　一切気にしない。

　もちろん、恋愛をする上で自分の気持ちというのは大切ですし、それが何よりの基準になります。
　自分が相手のことを好きじゃなかったら、相手が自分を好きであっても、
　その気持ちに応えることはないでしょうから、それはとても重要です。

　しかし一方で、自分がどれだけ好きでも、『相手が自分のことを好きではない』という場合、
　その状態で告白などをしてしまったら、相手に迷惑をかけることになります。
　そうなれば、『好きな人を傷つける』ということになるため、それは良くない選択。

　従って恋愛では、自分が好きであることは絶対条件ですが、
　その上で、『相手の気持ちを確信できて初めて成り立つもの』であり、
　一方的に感情を押し付けてはならないのです。

　『自分が好きだから』という理由で、相手の気持ちや都合も考えずに告白する人がよくいますが、
　それでは相手が困惑しますし、それが実らずに態度に出してしまうようなことがあれば、単なる自己愛というもの。

　ですので、『誰かを好きになった』と感じたら、『告白しよう』と考えるのではなく、
　『その人は自分のことをどう思っているのか？』ということをしっかり分析し、
　それを知った上で告白していくことが大切なのです。

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　【思い込みに注意】
　誰かを好きな時って、『相手も自分のことが好きだ』と思い込みをしがちなものです。
　そうなってしまうと、どんどん悪い方向へ進みますので、それには注意する必要があります。

　人を好きな時って、相手の言動に敏感になるもの。
　そのため、相手がちょっと微笑んだだけでも『自分のことを好きだ』と感じ、
　ちょっと冷たそうな表情をしただけでも『嫌いなんだ』と感じてしまうもの。

　これらって、たいていが単純な思い込みです。
　一般的に考えれば、人って、誰かのために表情を作っているのではなく、自分の感情によって表情が変わります。
　楽しかったら笑ったり、苦しかったら暗い顔になったりと…。

　従って、その表情の変化が『その人と話しているから』とは限らず、
　自分自身の問題であることの方が断然大きいのです。
　ですので、それに捉われてしまうと思い込みとなりますので、それには注意が必要です。


　相手の気持ちを知るって、どんな場面でも大切です。
　『単なる自分の勘違い』というのはよくあることで、『嫌われている』と思い込んでいてもそうではなかったり、
　その逆もある訳です。

　ですので、どんな時でも相手の気持ちを理解すること。その上で行動していきましょう。
　相手の気持ちさえ分かれば失敗しませんから、そんな恋愛ができるよう人の気持ちに敏感になりましょう。

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