自己愛は改善するか

自己愛は改善するか

自己愛は改善するか

 自己愛の強い人が、『自分は自己愛』と気づくことって難しい事です。
 本人にとってはそれが普通のことですし、
 生まれ育った環境の中で、十分な愛情が貰えず『他者への愛情』というのが分からずに育ってしまった訳ですから、
 ある意味では可愛そうな人。

 しかし、人を愛することを知っている人からすれば、自己愛が強い人って『何この人?』ですよね。
 そんな人と恋愛をしたのなら、あまりに一方的な感情を押し付けてくるため疲れますし、
 『会えば喧嘩の恋愛』だったり、先に進むこともなく精神的なダメージが大きな恋愛となるでしょう。

 こんな自己愛の人ですが、『改善することはできるのか』
 現在のパートナーに『自己愛が強い』と感じているのなら、『改善して欲しい』と思うでしょう。
 自己愛な人といっても全てが悪い訳ではなく、優しい一面もあったり他にはない部分もあるでしょうから、
 できるのならば改善し、先が見える恋愛をしたいと思うはず。

 自己愛の人が問題なのは『本人が気づいていない』ということと、『その状態で何年も過ごしてきた』ということ。
 つまり、それを改善するためには、
 一個人の人生すべてを否定することと、しかもそれを本人が受け入れる必要がありますから、
 並々ならぬ時間も体力もかかる作業になるということです。

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 【人を愛することが分からない】
 自己愛の人って、人を愛することの意味が分からないのです。
 基本的には自分の感情が全てであり、またそれが最優先ですし、
 その感情を主体にしてしか物事を考えることができないのです。


 例えばデートをするにしても、
 普通ならば『相手はどんなことを望んでいるか』をしっかり考えてプラン設計をするものですね。
 そのため、事前にどんなところに行きたいかや、好きな食べ物は何かを聞き出したりもしますよね。
 それでも、当日男性に落ち度があって、彼女をがっかりさせてしまったのならば、
 『俺は何をやっているんだ』と自分のミスを責めて学習するでしょう。

 しかし自己愛が強い人の場合は『自分が設計したプランを気に入るだろう』が前提なのです。
 そのため、そのデートプランを彼女が気に入らなかったら『せっかく計画したのに』と憤慨します。

 このように、主体はいつでも自分であり、
 『自分の感情が大切にされたか』これがいつでも最優先なのが自己愛の特徴です。
 従って、人を愛するということの意味でさえも、『自分がこの人と付き合いたい』と思うことを、
 愛情と勘違いしていることが多いものなのです。


 【改善するためには】
 自己愛を改善させるためには、『まずは本人に気付かせること』が重要になります。
 ですが、ストレートに『相手の幸せを喜べることが愛情だ』と伝えても、簡単には理解できないはず。

 そもそも人を愛することも愛されることも知らない人ですから、言葉で伝えても難しいものがあります。
 ですので、『これが愛情なんだ』というのを身を持って経験させることが大切でしょう。

 例えば、『人から感謝されること』
 人から感謝されることって、愛情を知る上ではとても大切なことです。
 誰かに感謝されれば、『その人のために何かしてあげたい』と思いますので、
 そんな風に、感謝されることが当たり前な生活をしてみることも一つの方法です。

 ですので自己愛の人は、とにかく多くの人と関わることです。
 年上とも年下とも、できるだけ大勢の人と関わって、また毎日新しい出会いがあるような環境に身を置けば、
 自然に気付けることもありますし、自分の違和感にも気付けてくるはず。

 『愛されることを知る』これが改善には大切になりますが、
 その相手が恋人だと自分の主張が入るため改善が期待できません。

 だからこそ、大勢の人と関わって、その環境の中で必要とされて成長していく。
 これが、自己愛を改善するためには大切でしょう。


 自己愛でも、時間をかければ直りますから、
 まずは本人に気付かせることと、その上で自信を持たせることが大切です。
 性格を改善することには時間がかかりますが、不可能ではありませんので、
 自分でも大切な人でも、問題があるのならば改善して、より良い恋愛を楽しめるようにしましょう。


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