上からにならないことが大切

上からにならないことが大切

上からにならないことが大切

 人間って、自分が極端に満たされていない時には譲ることが出来なくなって、人に対しても上からになり、
 また、十分に満たされている時には人との格差を理解できず、
 結果的に上からものを言ってしまうことがあるものです。

 このような言動って、『人間的な魅力』に大きく影響します。
 譲れないことも人の状況を理解できないことも、『嫌味な人間だ』と思われるだけで自己評価を落としますから、
 自分の状況が周囲と変わった時や友人・知人の状況が変わった際には言動に注意が必要です。

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 【満たされていない時】
 収入などがなく満たされていない時、人間の心理は負の方向へ大きく向かっていくものです。
 普通以下の収入や底辺以下の収入の場合、たいていの人間が夢も希望も持てない状況に追い込まれるため、
 人の言動の一つ一つを嫌味に捉えたりもします。

 また、それだけではなく、自分自身の中でも『絶対に人に譲ったりなどしない』という気持ちが芽生え、
 今までは普通にできていたことをしなくなり、上からにもなり人に対する優しさが無くなってくるものです。

 このような状況になってしまえば、人間的な魅力はありませんし、異性からモテることもないですよね?
 女性としても『人に優しくできない男』になど興味がないでしょう。


 でもこの状態って、誰にでも起こり得ることですから、そうなった時にでも上からにならないことと、
 人に譲れる心のゆとりを持つことが大切です。
 『収入などがなく、満たされていないからこそゆとりがない』というのはもちろんですが、
 最低限の優しさは忘れないようにしておかないと、自分の評価を下げることになります。


 【十分に満たされている時】
 一方、十分に満たされている時にもまた注意が必要です。
 『自分は今十分に満たされた生活を送っている』という人は世の中に少ないものです。
 そのため、友人・知人・恋人と、その満足レベルが合っているとは限らないのです。

 例えば新婚の女性にはよくあること。
 結婚するまでは女友達と同じ目線で『早く結婚したいね〜』と話していたのに、
 結婚した途端『○○はあれだから結婚できないんだよ〜』と上から言ってしまう。

 これって、本人は決して悪気はないのでしょうが、
 独身の周囲からすれば『この子、結婚した途端上から?』と嫌われます。


 結婚に限らず、誰もが欲しがるものを手に入れた時って、それに対して発言する時には注意が必要なのです。
 言い方次第では自慢にも嫌味にもなってしまいますので、基本的には謙虚な姿勢が大切です。


 上からの人って、基本的にはモテません。
 例えばあなたがダイエットをしていて、スタイル抜群の女友達から『もっとこうした方が痩せるよ』
 と聞いてもいないのに言われたらムカつくでしょう。

 単純に教えたつもりでも、人によっては迷惑なだけだったりもします。
 だから、『同じ目線で話す』ということが大切になってきます。
 それが面倒だと思うのならば、
 話さない方が全然好印象なので、自己評価を下げないためにも言動や関わり方には注意しましょう。


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