100%の相手などいない

100%の相手などいない

100%の相手などいない

 どれだけ好きで付き合っても、
 『その相手に100%満足することなどあり得ない』これを理解することが大切です。
 恋愛中ならば、相手に不満があったのならば別れてしまえば良いことですが、
 それが結婚している状態ならば、簡単に別れることもできないため、『100%を求めない』ということは、
 極めて重要になってきます。

 結婚って、どこかで諦めも肝心になるものです。
 すべてを自分の理想通りにしようとしたのならば、当然それは相手にとって負担となるわけですから、
 そんなことを押し通してしまったのならば、その結婚は続かないものとなります。

 だからこそ、お互いが譲るところは譲り合い、議論するところはしっかり議論し、自分の主張もちゃんと持つ。
 これが大切であり、一方的になるのではなく、双方ともに言い合える環境を作っていくことが、大切になります。

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 【100%は求めない】
 また、『初めから100%の相手など求めない』ということも大切です。
 最初から完璧な相手だけを探していると、見つからないで終わることもありますし、
 『完璧だ』と思った相手がそうではなかったということもあるため、どこかで妥協も必要になるのです。

 妥協することを知っていれば、結婚してからもそれが出来ますし、それは結婚生活を続けるコツにもなります。
 『結婚してからもずっと恋愛状態でいたい』という願望を抱く人もいますが、現実的にそれは難しいですから、
 その点も含めて『妥協を受け入れる』ということは、絶対的な条件となってくるのです。


 ・自分も100%ではない
 また、自分も相手にとっての100%ではないはず、これも一つの考え方です。
 自分自身が相手のどこかに我慢して付き合っていたりするのなら、『きっと相手もそうだろう』と思うこと、
 これって大切です。

 こう思えるかどうかで、
 その人の人間性が問われますし、思えないようならば大きな勘違いをしているといえるでしょう。
 相手にとっての100%な人間などいません。現状がそうだと思っても、どこかで必ず崩れてきます。
 そうやって崩れだした時に、いかに受け入れることが出来るかが重要ですから、
 自分の中で受け入れ態勢を整えるためにも、『相手だってきっと我慢しているはず』と、
 広い心を持って臨むことが長続きの秘訣となります。


 完璧を求めるとたいていのことで失敗します。
 そんな人などいませんから、特に恋人関係や夫婦のように、親密な仲ならば、嫌な部分を見て当たり前です。

 何でも『自分だけが』と捉えたら上手くはいきません。
 『相手だって』と思うことで大きく変わりますから、考え方を変えることが大切です。


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