禁断の恋が禁断の理由

禁断の恋が禁断の理由

禁断の恋が禁断の理由

 中高生なら先生を、大学生ならば専任講師や助教など。
 その他様々な分野で良く言われる恋愛が『禁断の恋』ですよね。
 この禁断の恋、年齢的な問題が引っ掛かるなら禁断も分かりますが、
 大人の女性である大学生でもどうして禁断なのか?

 一言で言えば『全てに対し平等であるべき地位の人間だから』です。
 教師という立場の人間は、自校の生徒・学生に対し平等でなければなりません。
 恋愛に限らず、一つ一つの選択をする時に、平等か否かは必ず判断すべきことなのです。

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 従って、在学中の自身の教え子と恋仲になることは、その教え子だけを贔屓している形になりますから、
 『禁断の恋』と呼ばれる訳です。
 これがもし、A高校の教師がB高校の18歳3年生の生徒と交際していても、
 それほど大きな問題にはならないはず。
 (実際に問題にならないとは言い切れませんが)

 また、A大学の助教がB大学の21歳3年生の学生と交際していたとしても、これは全く問題ではありません。

 この禁断の恋は、学校関係だけでなく、サービス業などでもよくある話です。
 スポーツクラブや英会話教室、『教える』という形態のビジネスでは、
 スタッフと会員の恋は原則禁止されています。
 しかし、サービス業の場合、学校とは異なり大人の世界ですから、皆分からないようにやっていますし、
 それが禁断となるかどうかは会社によって異なるようです。

 学校でもサービス業でも、共通して言えることは『商品に手を出してはならない』ということ。
 汚い表現をしますが、学校も一種のサービス業と考えるならば、生徒や学生は商品です。
 その商品は企業にとって大切な収入源です。
 それがもし『教授と学生が不倫をしていた大学』イメージが悪いですね?入学希望者も減少しますよね?
 だから、商品に手を出すなということが禁断の恋の原点となっているのです。

 その他にも既婚者や恋人ありの人から奪ったり、関係を持つことも禁断の恋と呼びますが、
 これも商品に手を出したことと同じです。
 ※既婚者の場合は、罪に問われますが。

 『禁断』というと人は燃えるものですが、どちらかが人生を投げ出さなければならない可能性が高いため、
 大きな覚悟が必要になりますね。
 また、燃えるような楽しさの反面、見つかった時に迎える地獄は最悪そのもの。
 下手すれば、その土地にいられなくなります…。

 良いのか悪いのか禁断の恋。好きになってしまったからしょうがないとは言いますが。
 モテる女の皆さんなら、自分の気持ちに素直になりますか?それとも封じ込めますか?


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