自分の意思を持つこと

自分の意思を持つこと

自分の意思を持つこと

 たいていの人間は自分の意思を持って行動しているものですが、
 成長する過程でそれが身に付かなかった人というのも中にはいるものです。
 例えば、親の躾が厳しかったり、幼少期に精神的な強い衝撃を受けるようなことがあったのならば、
 それは後々まで影響することとなりますから、自分の意思を持つことなどできずに、
 一種の暗示にかかったかのように、『言われたことをやる』だけの人間に、なってしまうことさえもあるのです。

 例えば、『何でも義務だと思い込んで、止めることができない人』というのはこの典型的なパターンです。
 嫌な事でも『嫌だ』と言えずに、恋愛が苦痛でも『別れたい』と言うことができずに、
 基本的には我慢し継続させてしまう。
 そうやって、継続させることが義務であり、『継続させなければならない』と思い込んでいる。
 こんな人っていますよね?

 本来ならば、嫌なことははっきり嫌だというべきですし、断ったらいけない理由などないはず。
 むしろ、自分を不快にさせる相手になど、それ以上の不快感を与えてやってもいい訳で、
 猛烈な断り方をしたっていい訳です。

 恋愛に関しても、『会うのが嫌だな』『この人のことが好きじゃないな』と感じたのならば、
 恋愛なんて自由であり、義務でも何でもないのですから、
 そう感じた時点で会わないなり、別れるなりしていいはずです。

 しかし、それができないのが『全てが義務だ』と感じてしまう人の特徴であり、
 このようなタイプの人って、『決まったことは通さなければならい』と思っている部分と、
 『それを通さなければ怒られる』という見えない恐怖に苦しんでいる部分があるものなのです。

 そのためこのような人は、一見『言われたことを素直に受け止め、何でも頑張る人』ですが、
 それは自分の意志ではないため、どこかで限界がくるもの。

 またマイナスの意味としては、『自分の意志ではなく、恐怖に怯えながら動いているだけ』ですから、
 非常にストレスがたまる体質のはずです。

 さらには、利用されることもあるため、自分の意志で『行動するかどうか』を判断できるように、
 変わっていく必要があるのです。

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 【それを本当にしたいか考える】
 このようなタイプの人って、基本的には『嫌われたくない』という欲求の強い人です。
 だからこそ、強烈な義務感を持ち、『これをしろ』と言われたことに忠実になってしまうのです。

 しかし、それでは自分の人生を楽しむことができません。
 現状は、嫌われたくないという欲求に操られているだけですから、
 人から何かを提案されたときに『本当にそれをしたいかどうか』や『するべきかどうか』を時間をかけて考えて、
 それから答えを出していくことが大切になっていきます。


 自分に告白をしてきた人がいた際に、
 その人が優しい人だったのならば『その気持ちに応えたい』と思ってしまうのでは?
 しかし、恋愛ってそうではないでしょう。
 大切なことは、その人との未来が想像できるかです。

 自分の未来の中に、その人がいないのなら、
 どれだけいい人であってもそれはただ『嫌われたくない』と感じているだけ。
 要するに『好き』という訳ではないのです。

 だからこそ、『しっかり時間をかけて考えること』が重要となりますから、
 自分の意思で行動できるように、それが本当に大切な事かを判断する時間を作りましょう。


 優柔不断という言葉があるくらいですから、『自分の意志がない』ってそこまで珍しくはないのです。
 ですので、1%でも迷いがあったら、必ず時間をかけることです。
 即答などする必要はありませんから、交渉は自分の有利な形で進められるよう、
 いつでも訓練しておくことが大切です。

 いつでも人の言いなりでは、自分が損をするだけです。
 しっかり自分の意志を持って、楽しい人生を送りましょう。


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