義理チョコを貰う男性心理

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　バレンタインの目玉の一つが義理チョコですが、義理チョコに対する男性の見解というのはどのようなものなのか？
　義理チョコには様々な思惑が込められていることがあり、
　『ホワイトデーの３倍返しが礼儀』などと言われた頃には大量にチョコをばらまく女性が急増したものです。
　つまり、バレンタインの本来の目的は『気持ちの告白』なのに、
　その裏では『見返りを期待しての行為』という意図があったり、そもそも菓子メーカーが流行させたことですから、
　軸には『消費させる』という狙いがあるのでしょう。

　つまり、バレンタインで盛り上がること自体、
　チョコを渡す女性も、お返しをする男性も、菓子メーカーに利用されているということです。
　とはいえ、バレンタインデーそのものは、世界的な愛の誓いの日。
　従って、バレンタインデーに愛の誓いをすること、つまり『本命の告白』をすることは、
　クリスマスを祝うようなものであり、ロマンに満ちた行為といえます。

　一方義理チョコに関しては、本来のバレンタインの目的とは全く無関係なもの。
　従って、受け取る男性の気持ちにも賛否が分かれるものです。


　【義理チョコは嬉しい？】
　バレンタインデーにチョコを貰えることは、男性としては嬉しいこと。それが義理チョコであっても嬉しいもの。
　これは、一般論でしょう。
　しかしこの一般論は、多くの男性が嬉しそうに『ありがとう』と言って受け取るからこそ出来上がった一般論です。

　女性も嫌いな男性には、義理チョコさえも渡さないでしょうから、
　『嫌われてはいない』ということの証明にはなりますし、嫌がる理由などないのです。
　ただし、それは表面的な部分だけでの話です。

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　・無意識ではあり難くない
　『ありがたい』と思って貰っている男性でも、無意識ではあり難くないのが男性心理です。
　なぜなら、冷静に考えれば貰うメリットの方が少ないからです。

　『３倍返し』が一時期流行りましたが、この風潮は現在でも残っているもの。
　従って、それを気にする男性は気にするものですし、
　男性にはプライドがありますから『より高価なものを』と考えてしまうことが普通です。
　そのため、３倍返しどうこう以前に、結果義理でも高いものを返してしまいます。

　また、義理チョコでも貰えれば、男性にとっては自信になりますが、
　本来ならばその自信は恋人などの恋愛関係にある女性から得るもの。
　従って、恋人との関係が良好であればあるほど、バレンタインでの義理チョコの存在は、
　関係ないものになってくるはずです。


　義理チョコでも素直に嬉しいのは学生までかもしれません。
　社会人になると、『女性も義務で渡している』『男性も建前で受け取っている』
　そんなバレンタインが苦痛になってきます。

　やはりこのようなイベント事で盛り上がれるのは、社交辞令が必要ない学生まででしょう。
　それ以降になると、『貰う事さえも面倒』と感じる男性が徐々に増えてくるもの。
　状況に応じてそれに適応できることが、いつでも男性に有難がられる女性というものです。
　男性の心理を読んで『渡すべきかどうか』を見透かしましょう。

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